VSD(心室中隔欠損症)の子の子育て
ぐーちゃんの病名は、「Ⅰ型心室中隔欠損症」。
穴は1.8~2.0ミリくらいの小さめではあったが、大動脈弁のちかくであったため、
自然に閉鎖しにくいと言われていた。
そのため、半年に一度は心臓の超音波検査をしに、病院へ通った。
毎度毎度、(穴がしぜんに閉じてくれてたら‼)と願いながら、医師の話を聞く。
「変わりないですね~」
と言われて、終わる。まぁ、悪くなるよりマシか、、、と思うようにしていた。
ぐーちゃんが、5か月くらいのときに、仕事復帰しなければならず、保育園にいくことになった。
心臓病がある子どもは、とくにRSウイルスに気をつける必要がある。
予防するためのシナジスワクチンというものもあるのだが、
うちの子は対象ではなかったようで、医師からは進められなかった。(どういった基準があったのかはわからなかったが、、、)
保育園でRSが流行る度、とても神経を使った。というか、もう通わせている以上、休むしか方法がないが、仕事を休むわけにもいかず、悶々としていた。
気管支炎で入院したこともあるが(あれはRSだったのか?)すぐに良くなった。
ぐーちゃんは、私が超心配しているのを横目に、どんどん体力もつき、とくに手術する日まで、なにも薬をのむこともなく過ごせた。本当に感謝だった。
ぐーちゃんが5歳になる年、半年に一度の心臓の超音波検査で、医師からいよいよ手術についての話が出た。
「大動脈弁が、穴にひきつれてしまってるようで、弁の変形がみられるので、そろそろ手術をしたほうがいいかと思います。」
というような説明だったと思う。
覚悟はしていたが、ショックは大きかった。
だって、心臓の手術って、、、
もう想像しただけで泣けてきた。変われるもんならいくらでも変わってあげたいし、
さいごまで、「手術しなくても大丈夫だった!」と言われる奇跡が起きないかと、本気で願っていた。。
医師から紹介状を受け取り、手術してくれる病院へいくことに。。。
つづく🔹