Buru Blog

自分が体験したモノゴトを紹介するブログです。

手術当日

そして朝が来た。

 

もう、覚悟は決まっていたので、ぐーちゃんにはいつも通りに、明るく振舞っていた。

 

病室の窓から、気持ちのいい青空と、清々しい富士山が見えた。

その光景に感動して、(よし!大丈夫!とてもラッキーな日だ!絶対大丈夫、100%信じる!)と、心の底から思っていた。

f:id:bluesuki7777:20211025230735j:plain

 

 

7:00

セルシン内服。ちょっとクラクラしてる瞬間があったけど、ぜんぜん寝ない。遊びに夢中。

 

8:45

ベッドに乗ったまま出棟。 私たちとはエレベーター前でお別れ。

お気に入りのぬいぐるみをしっかり抱いてる。ぐーちゃんと何度もハイタッチして応援した。エレベーターの扉が閉まると涙が出そうになった。

 

そして家族待合室へ移動。

そこでは、もう睡眠不足もあったし、ぼうーっとしながら、携帯の動画を眺めていた。

余計なことを考えないようにするためもあったと思う。ずっと、大好きな安室ちゃんの曲を聴いていた。(自分を鼓舞してたのかな。。😂)

 

10:50くらいだったかな、、、(え?もう終わったの⁉)と思ったのを覚えている。

「いまICUに入室しました。」と声がかかった。

私たちも入室する。まず最初に、手術をした医師から説明があるため、別の部屋に通された。担当の先生が、わかりやすく簡潔に手術中のことを説明される。

そこでひとまずほっとした。

 

その後、ぐーちゃんのところへ案内された。

たった今、手術室からICUに入室したてで、ぐーちゃんのベッドまわりには医師や看護師が大勢いる。口から挿管され、眠っている。麻酔で眠らされているぐーちゃん。。

胸のあたりからはドレーンが一本ついていて、尿の管もついていた。(案外冷静に観察してたな、、笑)

麻酔を担当してくれた先生が、「触ってあげていいですよ」と声をかけてくれた。

体、思ってたより温かかった。「がんばったね」と声をかけてたら、次の言葉が詰まって声にならなかった。ぐーちゃんの枕元には、お気に入りの猫のぬいぐるみが置いてある。(任せた!)と猫のぬいぐるみに目配せしておいた。

医師からは、あと2、3時間後には抜管する、と。

一瞬だけの面会でおわり。

 

もうそのあと、どんな風に家に帰ったか、本当に思い出せない。。

 

16:56

循環器内科の担当医より電話がくる。        

ビビる。

先生「ぐーちゃんは元気です。状態がいいので、これからPICUに上がります」と。

 

18:15

また電話くる。

先生 「明日朝イチで一般病棟上がれることになりました」と。

二回もビビらさんで~嬉しいニュースやけど。😂

医師看護師の皆様、本当にありがとうございました‼

ぐーちゃん、ほんとうにお疲れ様‼

つづく🔹